お散歩に行きたくない



2022年6月半ば

クークは、ご飯はしっかり食べます。

自分でお水も飲みに行き、

玄関脇のトイレまで歩いて行きます。

おしっこをする時は、ふらつく足腰を支えるために

バスタオルをクークのお腹に通して、

軽く持ち上げるようにしていました。

左前足の先は麻痺していて甲しか地面に着きません。



大好きなボールもくわえられなくなりました。

喜んでいた、日に10分ほどのお散歩にも

行きたくない というようになりました。

食事とトイレ以外はマットの上で横になっています。

横になってる時は、目を開けていても膜が半分出ています。

痛み止めのお薬は効いているようですが、

私と同じように怠さや

ひどい疲労感などがあるのかもしれません。


動けなくなると、一気にやつれました。

首は細くなり、肩や腰の肉も落ち、

太ももの筋肉も無くなり、

ぺちゃんこになってしまいました。



それでもクークは

父ちゃんがお仕事から帰ると、

しっかり首を上げ、歯をむき出して笑顔を作ります。

「父ちゃん、おかえりなさい!」

じゅには目を細めて笑いながら、タオルをくわえて

尻尾とお尻を振り振り、テーブルの周りを小走り。

少し前まではクークも一緒にフリフリしてたのにね。

精密検査をしてもらった病院の先生が言われていた

「病巣のある肩の骨が溶け出している」

って、この先はどうなるんだろう。。

時間が経って、私はほんの少し冷静になれたのか、

かかりつけの先生に相談してみようと思いました。




そして、このまま放っておくと

もろくなった骨が折れてしまうかもしれない事、

そうなってもテープで固定するしかない事、

などのお話を聞いて、断脚してもらおうと決心しました。


「その子によっては、手術を機に寝たきりになってしまう

場合もあります。大型犬なので本当に介護になりますが。」

「でも、クークちゃんなら大丈夫だと思います。」

先生、私もそう思います。

どうぞよろしくお願いします。



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クークの精密検査の結果に、

いっぱいいっぱい だった父ちゃんが

先生の説明を聞いて、家で待つ私に説明すると

私は溢れてしまって、考えられなくなる。。

そういえば、私が手術する前も

担当の先生からのコワ~イ説明を

泣きながら聞いていたなあ。

この内臓を切り取ると、こういう事が起こって

こんな風になってしまう事があります。

ああ、、本当に怖かった。


かかりつけの先生、

精密検査をして下さった先生、

そしてクーク、

すぐにうろたえてしまう頼りない飼い主で

本当にごめんなさい。


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