抜糸とうんちと抗がん剤

2022年7月

クークは子犬の頃から、

病院の診察台には自分で飛び乗っていました。

診察台は私の腰のあたりの高さなのですが、

「ぴょん!」と飛び乗ります。



最初は「とべ」と言って、私が診察台を

指差して上がらせましたが、

2回目からは、診察室に入ったら

診察台に乗るものだと覚えたようで

指示されなくても、いつもそうしていました。


それから、何故だかは見当がつかないのですが、

一才を過ぎた頃から、診察が怖くなったクーク。


普通に病院に入り、

嫌がる事もなく、診察室に入ります。

診察台にも自分で「ぴょん!」と飛び乗ります。

ただ、そのあと、お漏らしをする時があるのです。

失禁です。


診察中や注射の時はじっとおとなしくしていますが、

レントゲンやエコーの時は目を見開いて、

冷凍魚のように固まっています。

「クークちゃん、瞳孔が開いてるよ~」

先生が声をかけてくれます。

「はい、クークちゃん、終わったよ」

そう先生に言ってもらうと、クークは

嬉しくて、診察台を降りたり上がったりします。

それはいい笑顔で。


歩行困難になってからは、父ちゃんや

看護師さんの手を借りて診察台に乗せてもらっています。


今回、退院してから初めての通院日。

三本足で飛び乗ろうとしたそうですが、

危ないので、父ちゃんが診察台に乗せたところ、

なんと、ピンポン玉ほどのうんちが飛び出たそうです。

脱糞です。

これは初めて。

今まで、家や家族と離れるという経験が無かったので、

!ひょっとして!また入院するのかしら、

と不安になったのでしょうか。


抜糸もあっという間に済み、

抗がん剤も、心配していた副作用もなく、

ホッとしました。

クークの9才という年齢を考えて、先生が

じゅにより少なめのお薬で

スタートして下さったおかげでしょうか。


いつもありがとうございます。


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