楽しい夜のお散歩をしたあと、
足を洗い、
足ふきタオルで水けをふき取り、
家に入ります。
私がうっかり洗い忘れた足があれば、
その足を私の目の前に持って来て、
上げて待っていてくれます。
家に入ると、
廊下の先の居間に向かいますが、この日は
廊下の途中でピタリと止まりました。
夕方届いた段ボール箱が置いてある所です。
クークは、鼻で指さす様に止まっています。
これまでも、
いつもはない物が置いてあると
鼻で「ちょん」とタッチしたり、
鼻で指さすような仕草をしていました。
「こんなのがあるよ」
床の上にあるものだと
「落とし物じゃないのかな」
と言っているように見えます。
この時は嫌な予感がしました。
クークが通り過ぎた後、
恐る恐るダンボール箱を動かしてみると、
予感的中。
普段は目にする事のない、
ゴキブリがそこにいたのです。
かなりヨロヨロとしていたので、
ご近所でくん煙剤を使用されたか、
毒入りのエサを食べたのかもしれません。
鳥肌ぞわぞわさせながら、
いなくなってもらいましたが、
犬ってスゴイなあ、
と改めて感心しました。