ひと月ほど前の事です。
お散歩から帰り、
門扉を開けようとした時に
じゅにのリードが
手からすべり落ちてしまいました。
「しまった!」
と思いましたが、
じゅには慌てず、落ちたリードを拾い、
お座りをして、私がリードを取るのを
待っていました。
「まあ!お利口ちゃん!」と褒めると、
それは嬉しそうに、得意気に、
「うへへ~」
と笑っているように見えました。
ここからは、つい先日のお話です。
夜のお散歩の帰り道、
自転車のハンドルに
クークのリードをつなぎ、
後ろの荷台に
じゅにのリードをくくりつけて、
歩いていました。
この道路を渡るともうすぐお家、
という時に、斜め後ろを歩いていた主人が
「あ!リード!」
と、小さく叫びました。
荷台から外れたリードが、
じゅにの後からついて来ていたのです。
にもかかわらず、
つながれている時と同じように
一定の距離を保ち、じゅには静かに
クークの後ろを歩いていたのです。
一体いつからはずれていたのか。。。
夜の1時ごろとは言っても、
道中、若者たちや、自転車に乗った人
ともすれ違っていました。
じゅには普段、お散歩中に
人に吠えたりしないのですが、
夜だし、何かにびっくりすれば
吠える事も考えられます。
それに、
もし車道に飛び出していたら、、、
と考えるとゾッとします。
ひょっとすると、
しばらくはリードをくわえて
「振り向いてくれないなあ」と思いながら
歩いていたのかもしれません。
もうすぐ生後8か月になるじゅにです。