ご機嫌でお散歩に出かけましたが、
大きな公園に入った時のこと。
小学校低学年の子供たち4、5人が、
「犬!犬!」 「わんわんわんわん!」と叫びながら
私とクークの周りを何度も走りました。
以前に飼っていた犬達なら、こんな場面に出くわしても
ちょっと戸惑って、少し尻尾を下げるくらいでやり過ごせたのですが、
クークは違いました。
とにかく吠えるのです、
子供たちの声に負けない位に。
こうなったら、おやつで気をそらす事も出来ません。
やはりドーベルマンは少し目立つ犬らしく、
別の子供たちも判で押したように「わんわん!」と
大声を出しながら周りを走ります。
中学生でさえ同じ事をします。
クークは子供を見ても吠えるようになりましたが、
例外もあるんです。
3歳児と4カ月になったばかりのクーク。
もの静かな子供には吠えることなく、
そっと近付いて鼻でちょん、と挨拶するのです。
よちよち歩きの子供には、そっと接する事が出来るのです、
突き飛ばしたり、転ばしたりすることなく。
公園で主人にフライングヒップアタックを繰り出すクークが、です。
今ではこの技を使うことは無くなりました。