精密検査の結果

触診等を終えて、麻酔、CT、MRI、当初の予定の時間が過ぎても

検査が終わらない、と父ちゃんから電話をもらいました。

病院からは、もう少し時間がかかります、と連絡はあったのですが

病院の近くの公園で待っている父ちゃんは心配です。

予定の時間をかなり過ぎて、帰って来たクークと父ちゃん。

いつもなら、「終わったよー、今から帰るよー。」

と電話があるのですが。。。

帰って来てもなかなか検査結果の内容を話さないので、

ウォブラー症候群の症状は進んでいたのかと、

私は悲しくなってきました。

帰宅してからは、何だか忙しそうにしている父ちゃんに

聞いてみました。

「結果を教えて。」

父ちゃんは重い口を開き、

「左の肩に腫瘍が見つかった。

骨が少し溶けているって。

左後ろ足はウォブラーだって。

左前足を切断すると、痛みは治まるらしいけど

リハビリが大変だそうだ。

その後に左後ろ足の手術をするには

9才のクークが耐えられるかどうか、、って。

左肩から細胞を取って、病理検査に出してるから良性なのか悪性なのか、

その結果が分かってから、今後の治療の方向を決める事になる。」

左肩の検査の後 ↓

話の始めから涙が止まらなくなった私の顔を覗きに来て、

足を引きずりながら横でくるくる回るクーク。

「今日担当してくれた先生がね、

右肩がこんな状態になってたのに

触診の時も黙って触らせてくれました。

こんなにおとなしかったドーベルマンは初めてです。

何度も痛い思いをさせてしまって、可哀想な事をしてしまいました。

て、クークに謝ってくれたよ。」

「そして最後に、

クークちゃんは、ご飯は食べれてますか?

と聞かれた。

食欲は全く落ちてません。と答えると、

先生は、

この子は強い子ですね。

と言ってくれたよ。」

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「神様はいないの?」

私は声をあげて泣きました。

父ちゃんは言いました。

「クークは辛いとも言わずに普通にしている。

かえって僕らの心配までしてくれてるよ。

だから、クークの前ではいつも通りにしよう。」

明日からはもう泣かないと決めました。

そして、

神様がいたからクークに会えたんだよね。

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