玄関から一歩足を踏み出すと、
正面にいたクークは私と目が合うなり
右を向き、またこちらを見ました。
ほんの一瞬のことです。
クークが向いたほうを見ると、
うんちがありました。
「うんちがあるよ、じゅにがうんちしたよ」
そう教えてくれたのです。
目で、あるいは鼻で、
毎日クークとじゅには色んなことを
私に教えてくれるのですが、そのうちの
一体どれだけ私は気付いているのでしょう。
廊下に落ちていた物。
昨日まで玄関になかった物。
私が落とした物で、
拾っていい物なのか分からない時。
(機械系、もしくはデリケートなもの)
公園で見つけた誰かの落し物。
など、その他たくさん。。。
教えてあげても伝わらない、
それでもまた何かあれば教えてくれる
なんて、感心します。
私が気付かなくても
「もう教えてあげない」
と怒ったり、そっぽを向いたりしません。
犬って本当に寛大だなあ、と思います。
留守番中のワンコがどうしているのか
覗いてみたいと思いませんか?