ドッグランなどの広い場所で
クークとじゅにをフリーにします。
するとまず、一緒にはしゃぎ出します。
走って、四つに組み合って、
また走って、遊びます。
一通りが終わると、
クークはあちこちのニオイを嗅ぎ始めます。
じゅにはもっと遊んで欲しいので、
鼻でクークをつついたり、体当たりしたり、
しつこくつきまといます。
なので、じゅにとボール遊びをしようと、
私がボールを出すと、クークも嬉しそうに
寄って来ます。
ボールを投げて「持って来い」は1頭ずつ。
片方は私の横で「待て」です。
一緒に取りに行かせると、じゅにはクークに
わざとクークにボールを拾わせ、
くわえているボールを落とそうと、
ヒップアタックと
突っつき攻撃をするのです。
クークも
半分はそれを楽しんでいるようですが、
いかんせん、
クークからガウガウの声が出始めます。
静かに遊んで欲しいのと、
マテの練習が出来るので
「代わりばんこ」となりました。
しばらくボールを追いかけた後は、
2頭そろって「伏せ」「待て」
を5~8分ほどさせます。
これでまた体力回復するのか、
じゅにはまた走り回りながら、
クークに体当たりを始めます。
ドスッ!ドガッ!っと、体は大丈夫なのか
心配になるくらい音もすごいです。
クークはその気なしなので、
知らんぷりを決め込んで
あたりのニオイ嗅ぎなどをします。
そこで「探し物ゲーム」をしてみました。
リードをどこかに置いて来て、
クークとじゅにに「リード探して」
と言います。
じゅには、外での「探して」は初めてです。
クークはゆっくり、周りを見ながら
探し出します。
じゅにはというと、かなりの速さで
走り回っていました。
私の言ったことが伝わっていないのかな?
とも思いましたが、クークへの体当たりは
止みました。
どうやら じゅにの探し方のようです。
リードは地面の上に置いて来たので、
走り回ったじゅにが見つけました。
「見つけた~~~~!」
それはもう喜んで、
リードをぶんぶん振り回しながら。
すぐには私の手にまで持って来ては
くれませんでした。
「すごいね~見つけたね~」と
たくさん褒めて、リードを受け取ります。
次はベンチの上にリードを置き、
クークが見つけました。
じゅには、やはり走り回りながら、
地面を探していたようです。
その次に、頭より高い位置にリードを
置いてみたところ、
クークが見つけるだろうと思っていたら、
あらまあ、じゅにが先に見つけたのです。
それも、そんなに時間もかからずに。
クークが見つけて、こんな場所にも
「探し物」はあるんだと、
じゅにに知ってもらえればいいな
と考えていたのに、
これには私もクークもびっくりでした。
昨日も外での「探し物ゲーム」をしましたが、
じゅにの2連勝でした。
こんな時は、クークに違う事をお願いして
褒めるようにしています。
例えば、じゅにが探してきたリードを
「落としてしまって」拾ってもらい、
「ありがとう!クーク」と言います。
台風娘、
探す間は走りまわって、
頭や鼻も使って、
その上静かに楽しめる、
めでたしめでたし、です。