生後3、4カ月のころ、お散歩に出ると
必ず、と言っていいほど耳にした言葉が
「訓練士さん」でした。
飼い主さんとワンコに挨拶をしたあと、
判で押したように
「まあ、ドーベルマンなの、訓練士さんに付いているの?」
「大きくなる子だから、訓練士さんが必要ね」
と、はしゃぐクークを見ながら言われたものです。
「訓練士が必要」
そう言われたかたたちも
「大きなお手てねえ」
「怖いイメージだったけど、可愛いわね」
とも言って、目を細めてクークの頭を撫でて下さいました。
犬に暴力をふるい、恐怖心を植え付けていなければ、
しつけ、あるいは訓練は成犬になってからでも出来ると
本、インターネット、テレビでも言われていたので、
自分で出来るところまではやってみよう、
どうしてもダメだ、と感じたら訓練士さんにお願いしよう、
そう決めていました。
ドッグフードは必ずお湯でふやかして、
人肌の温度になってから与えています。
カリカリのまま、あるいはお水をかけてシャバシャバ
の状態で与えると、空気が入りすぎて、
食べ終わるまでに何度ももどしてしまうのです。