じゅにが生後4カ月と2週間になった日、
起き抜けに足をかじられたクークが
初めて「ウウ~」と唸りました。
じゅにはピタと止まり、その後
クークのそばにフセをし、
大人しくなりました。
そして少し退屈そうな顔をして、
風に揺れる葉っぱを見ていました。
「ウウ~」の効果は小一時間
続きましたが、その後はまた
やんちゃ姫に襲われるクークです。
「もう~この子ったら~~」
と言っているのか、クークは
「んわ~~~~~」と言いながら、
大きく開けた口で
じゅにの背中を押さえます。
「加減をしなさいね」と
子犬に教えているのでしょうか。
じゅには押さえられた体制のままでも、
クークの足をガブリ。
一日一回はこんな事をしています。
相変わらず、
居間ではリード付きのじゅに。
じゅににお気に入りのボールをとられた
クークに、同じ物の新品を出してあげました。
それを見ていたじゅには、
新品のボールが欲しくてたまりません。
リードに繋がれているので、
取りには行けないのですが
「ボールよおいで」とばかりに、
前足で床を引っ掻くようなかんじで、
パタパタさせたりしていました。
すると、
新しいボールをご機嫌で
ピーピー鳴らしていたクークが、
床にボールを置き、鼻で押して
じゅにの所へ転がしたのです。
じゅには跳ねながらボールをかじり、
同じ様にピーピー鳴らしました。
大喜びです。
私もクークみたいに気長にならないと。
毎日感心させられてばかりです。
クークのワンコ友達のママさんが
「2匹目を迎えると、
先に居た子がより可愛く思えますよ」
と言われていたのを思い出します。
門の外に出る時、ドッグランに入る時、
張り切って飛び出すじゅにに、
「スワレ」をさせています。
これまで出入りの際に
「マテ」をさせるだけだった
クークは、よく立ったまま待っています。
門の前で先に座っているじゅには、
クークに鼻でタッチして
「スワレだよ」と教えてくれています。