リードにつながれた犬同士がケンカした場合、
お互いの飼い主が離れれば一安心ですが、
リードなしの犬同士がケンカしてしまったら。。。
先に攻撃した犬(とびかかった犬)を捕まえないと
ケンカは終わりません。
ケンカに見えても、実は片方の犬だけが
怒っている場合が多いように思われます。
攻撃されている側の犬が、
吠えたり唸ったりして歯をむき出しているのは、
攻撃した犬に対して「やめて!」と言いながら、
咬まれないようにガードしている様に見えます。
間違えて、攻撃されている方の犬を捕まえ、動きを止めてしまうと、
チャンス!とばかりに相手の犬に咬まれてしまうかもしれません。
咬まれたり、咬まれそうになったあげくに
「こら!ケンカするな!」と飼い主に怒られては
ダブルで可哀想です。
ケンカになる前に止められる様に、出来るだけ気を付けて
犬達の様子を見るようにしています。
ケンカになってしまったら、
犬と犬の間には決して手を出さないように、
背中から首輪やハーネスを持って
相手の犬から離した方が安全です。
もし間違って咬まれたら、
小型犬なら手に穴が開くぐらいで済むかもしれませんが、
大型犬なら骨まで砕けてしまうかもしれないのです。
動きが速くてどうしても首輪を捕まえきれない時、
咬み合いになる前の段階なら、
足で犬を [押して] 引き離すという方法もあります。
横から蹴るかんじです。
もしケンカしたらどうしよう、、
あるいはドッグランの外を歩く人に吠えないか、など
興奮してしまった時に捕まえ易くするために、
クークにはいつも革の首輪と、ハーネスを着けていました。
ハーフチョークだといざという時、
捕まえた人の手を痛めたり、
相手の犬の足を痛めたりするかもしれないので、
フリーにする時は外します。
4才になった現在では
心のブレーキも利くようになってきたので、
遊ぶのに邪魔になりにくい革の首輪のみを着けています。
ケンカにエスカレートしてしまいがちな行動は、
マウンティング、
他犬の背中に前足をかける、
他犬の背中にアゴを乗せる、
他犬の正面に前足をかける、
他犬に向かって吠える、
しつこいニオイ嗅ぎ、
(仲良しではない)他犬の物を拝借する、
などではないでしょうか。
これらの行動が見られる犬が居たら要注意です。
その犬の飼い主さんに、その行動をやめさせるように
お願い出来ればいいのですが、なかなか難しいものです。
出来るだけ離れて遊ぶか、
広くないドッグランなら出るほうがいいかもしれません。
去勢されていない男の子同士は出会ってすぐから
ケンカになってしまう場合が多いようです。
あと、仲良く遊んでいてつい、
興奮しすぎてしまいケンカになってしまう事もあります。
たとえケンカにならなくても、
よく気を付けてあげるべきだと思います。
お互いの犬にとって楽しい一日になりますように。
一日一回ぽちっ!としていただけたらすごく嬉しいです。