消えたドーベルマン

それは、お散歩中のことでした。

 

いつものようにご機嫌でお家を出発して、

公園沿いの道を歩いていたのです。

 

そして、いつものように小鹿のごとく

跳ねながら移動をしているクークが、

突然消えました。

 

スティンキー2-400

 

スティンキー2消える-400

 

下を見ると、なんとそこには

深めの側溝に落ちたクークがいたのです。

私もですが、クークも驚いた顔をして、

自分で側溝から出てきたのですが、

左後ろ足を浮かしたまま地面に着けようとしません。

クークは静かに立ったまま、じっとしています。

だらんとした感じではなかったので、

「骨は折れていないようだけど、

捻挫したのかな?

さあ、どうして連れて帰ろうか」

そんな事を考えながら、

私もじっと立ったまま様子を見ていました。

すると、クークは歩きだしました。

何もなかったように。

その後もいつも通り遊んで帰り、

ほっとしました。

 

道を歩くときは、はしゃがずに歩きましょう。

 

 
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