少し前に喜んだところでしたが、
9カ月半になってまたおしっこの間隔が
延び、12時間になりました。
前のおしっこから6時間後に
外のトイレに連れて行くのですが、しないのです。
7時間後に連れて行ってもしないのです。
この時から4才の現在まで、
おしっこの間隔は6時間から12時間の間です。
家に居れば、24時間でも大丈夫だと思います。
もちろんそんなに我慢はさせませんが。
1才を過ぎた頃、
特に嬉しかったり、驚いた訳でもないのに、
家の中で粗相をしたクークに言ったのです。
「私に、もう少し分かり易く、おしっこを教えてくれるかな」
別の日の事でした。
部屋の中にクークが居ないのです。
いつも、必ず同じ空間に居たいクークが、です。
見ると、部屋の外の階段の前で、お座りをしていたのです。
きちんと正座、という感じで。
「すわれ」と言われなければ、家ではお座りをしないクークが、です。
「おしっこに行きたいの?」
と言うと、クークはとても嬉しそうに
尻尾をフリフリしながら玄関へ行きました。
「わかってくれたー」
と言っているようでした。
トイレに連れて出ると、すぐにおしっこをしました。
「えらかったねークーク!」
たくさん褒めて、ご褒美のおやつもあげました。
クークはちょっと得意気で、
嬉しそうに小躍りしてる感じでした。
その日以来、家では必ず「時間外」の時は
教えてくれるようになりました。
冷える日や、お水をたくさん飲んだ日など、
人間もトイレが近くなりますものね。
また違う日には、
部屋の出入り口のところで、
立ったまま私をじっと見ているクークが居ました。
気付いた私がクークを見ると、
クークは自分のお尻の方を見ます。
また私の目を見て、そして自分のお尻を見るのです。
「おしっこに行きたいの?」
と私が言うと、また大喜びで玄関へ行き、
トイレでおしっこをしました。
急な便意であっても、トイレに行きたい時は
お座りか、お尻を見るか、
どちらかで伝えてくれます。
ドーベルマンはいろんな事を教えてくれます。
(ドーベルマンだけではないですが)
家の前を知らない人が通ると「ワンワン!」
すぐに戻って来て、
「お仕事してきたよ」
と、私の手に自分の鼻で「ちょん」とタッチします。
見慣れない物があると、鼻を使って指し、
「こんなのがあるよ」
と、私の手に「ちょん」と鼻でタッチします。
それは教えたわけではなく、
家に来てすぐの子犬の時からしている事なのです。
このタッチはとても軽く、
また一瞬なので、何かに気をとられている時などは
見逃してしまいます。
「時間外」のおしっこの時も、
私が気付かなかっただけなのかもしれません。